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介護予防運動指導員について調べました!

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要介護状態にならないために大事な介護予防を指導するスキルを身に着ける

超高齢化社会となりつつある日本では、要介護者をケアするということと同時に、要介護状態にならないために高齢者を予防するという働きかけが非常に大事なポイントとなっています。
高齢者であってもしっかりとした介護予防をすれば、身体的な機能を健全に保ち続けることができますので、そのためのスキルを身に着けた人がケアをするというのは、本人にとっても介護をすることになる家族にとっても益のあることです。

そこで、介護予防のためのトレーニングを施すことができるスキルを持った人を養成し認定する目的で、この介護予防運動指導員という資格が作られています。

介護予防運動指導員は、介護予防をするためのトレーニング方法を教えて、それを毎日の生活の中で実践できるようにする役目です。
また、独自の方法を使って老年症候群になるリスクを判定して、要介護になりやすい可能性を予測するという活動も行います。
様々な活動を通して、高齢者が要介護状態にならないように助けますので、とてもやりがいのある仕事と言えるでしょう。

数日の講習で資格が取れるので便利

介護予防運動指導員は、様々な専門的な技術を学ぶ講習に参加する必要がありますが、この講習は最短で5日間となっていて、短期間で資格が取れるものとなっています。
また、多くの地域でこの講習が実施されていますので、遠くまで通わなくても資格が取れるという便利さがあります。
講座の最後には修了試験があって、その試験に合格すると資格がもらえる仕組みになっていますが、しっかりと受講すれば無理なく資格が取れますので心配する必要はありません。

受験資格としては、医療系もしくは介護系の資格を持っている事が挙げられます。
介護系の資格として社会福祉士や介護福祉士の資格があり、これらの資格があれば無条件で講習に参加できます。
ホームヘルパー2級の資格を持っている人であれば、実務経験2年以上が経過している事という条件がありますので、まずはこの条件を満たせるように仕事を続ける事が重要です。

ニーズが高まっている介護予防の分野で活躍する

今までは要介護者のケアにのみ公的制度が適用されてきましたが、現在では介護予防をして要介護者を増やさないということに力が入れられるようになり、公的制度が導入されています。
そのため、この分野でのスキルを持った介護予防運動指導員は、多くの高齢者施設やリハビリ病院などで必要になってきています。
高まるニーズにこたえるためにも資格を取ることは重要ですし、転職やキャリアアップにも大いに役立つというメリットがありますので、スキルを磨くためにこの資格を取ることを検討してみるのはいかがでしょうか。