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食事の介助方法

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安全な食事介助を考える

高齢者って歯が少なくなります。
のどの筋肉も衰えて、食事は飲みこみづらくなります。

そのため、食べ物はやわらかくして、食べやすい大きさにカットするなどの対処が必要です。
ペースト状などの、お年寄りの食事もあります。

また、お年寄りの方は疲れやすいことが特徴です。
食事をするだけでも大変な労力を使います。

食事の内容だけじゃなく、食事中の姿勢や食べさせ方にも配慮しなければいけません。
それが、安全な食事介助というものです。
このサイトは、美味しくて簡単な介護食のレシピを紹介されています。
>>http://www.care-recipe.net/hint/danger.html

お年寄りの食事中のトラブルとして多いのは「嚥下障害」と呼ばれる、脳梗塞などで麻痺が残って、上手く呑み込めなくなったことです。
他の部分に比べると、リハビリがしにくい部分です。

嚥下障害が起こると、食道から肺に食べ物が入ってムセ返ることがあります。
お年寄りの方が肺炎を起こす原因の多くが、この嚥下障害だと言われています。

安全な姿勢について

お年寄りが食事をするときに、もっとも気をつけるべきは「食べ物が気管に入らないようにすること」です。
基本的な姿勢は足を床につけた前かがみの姿勢です。

手でスプーンを持ったり、お皿を持って顔に近づける時はたいてい、前かがみになりますよね。
座る姿勢は、少し前傾にすることがポイントです。

椅子に座っている方への食事介助は、身体が椅子からずりおちることがないように、背筋や背筋の力を足で踏ん張って支えることができるように、足は床についていないといけません。
前かがみの姿勢を保つには、背中、頭の後ろなどに、適度にクッションを入れます。

食事中にクッションがずれてしまうこともあります。
適度に直してください。

テーブルは高すぎないか、椅子は高すぎないか低すぎないか。
要介護者の方に合った食事環境を作ることも大切です。

食事介助をするときの注意点

食事介助をする時に、たいていのお年寄りの方はゆっくり時間をかけて召し上がります。
ですが、遅いから、こぼすからと。
スプーンを奪って早く食べさせようとする方も多くいます。
自宅では、できるだけお年寄りのペースに合わせて食事を進めてあげるべきです。

「○○さん、お食事になりますよ」「次は何を召し上がりますか?」など、話しかけながら介助を行いましょう。「これから食事をする」「これを食べている」と意識付けることで、食事がおいしく感じられ、食欲を刺激することができるでしょう。
[引用]高齢者の食事介助の方法と注意点とは?|INTIME1000・電動リクライニングベッド

介護施設では、スケジュールが決まっているかもしれませんが、家では自由ですよね。
私は、常に焦らないこと、ゆっくり介助をすることを心がけています。
食事介助は、特に嚥下障害が怖いですから。
みなさんも注意して下さいね。